クリニック・治療院のホームページに必要な内容

クリニック・治療院のホームページに必要な内容

クリニックや治療院のホームページには、他業種にはない特有の注意点があります。それは、載せる情報の内容が「医療広告」として扱われる場合がある、という点です。

この記事では、クリニック・治療院のホームページに必要な基本情報と、情報発信の際に気をつけたいポイントを解説します。

※本記事は2026年7月時点の情報をもとに執筆しています。医療広告に関する規制は変更される場合があるため、最新の内容は厚生労働省の公式情報や専門家にご確認ください。

クリニック・治療院のホームページに必要な基本情報

  • 診療科目・対応している症状や施術
  • 医師・スタッフの紹介
  • アクセス・診療時間・休診日
  • 初診の流れ
  • 院内・設備の様子(写真は多いほど良いが1枚からでも可)

医療広告ガイドラインに配慮した情報発信

医療機関のホームページは、医療法に基づく医療広告ガイドラインの対象になります。表現方法によっては規制の対象になる場合があるため、詳しい内容は厚生労働省の公式サイト(https://www.mhlw.go.jp/)や専門家に確認しながら進めることをおすすめします。

アルスビレでクリニックのホームページ制作に関わる際も、実績や効果を断定的に表現しないなど、掲載内容の表現には特に注意を払っています。

注意したい表現の典型例

「必ず治ります」「最新の治療法」「地域No.1の実績」といった、効果の保証・最上級・優位性の断定にあたる表現は避けるのが基本です。また、ビフォーアフター写真の掲載にも、治療内容やリスクの併記など一定の条件が求められます。「何を載せるか」と同じくらい「どう表現するか」が問われるのが、医療系ホームページの特徴です。

治療院(整体・接骨院など)にも広告の制限はある

医療機関でなくても、柔道整復師やあん摩マッサージ指圧師の施術所には法令上の広告制限があります。また、自由診療の整体やリラクゼーションであっても、効果を誇大に表現すれば景品表示法などの問題になり得ます。「医療機関ではないから自由に書ける」とは考えず、事実に基づいた表現を心がけてください。

サブスクプランのご案内

初めて来院する患者さんの不安を減らす情報

初診の患者さんは、「何を持っていけばいいのか」「予約は必要か」「どんな流れで診察が進むのか」といった点に不安を感じやすいものです。こうした情報をあらかじめホームページに載せておくことで、来院のハードルを下げることができます。

具体的には、保険証や紹介状といった持ち物のリスト、予約の要否とその方法、駐車場の有無、支払い方法などの実務的な情報です。診療の質とは直接関係のない情報に見えますが、患者さんが来院をためらう理由の多くは、こうした「分からないことの積み重ね」です。ひとつずつ答えを載せておくだけで、初診の心理的なハードルは確実に下がります。

予約・来院につながる情報設計のコツ

診療時間表は「例外」まで書く

診療時間そのものに加えて、受付終了の時刻、祝日の扱い、学会などによる臨時休診の告知場所まで書かれていると、患者さんは安心して来院の計画を立てられます。「行ったら閉まっていた」という体験は、悪い口コミの典型的な原因でもあります。

「症状から探せる」構成にする

患者さんは「整形外科」という診療科目名ではなく、「かかとが痛い」「朝起きると腰が重い」といった症状で検索します。対応している主な症状を挙げ、それぞれに一般的な説明と受診の目安を添えておくと、検索からの来院につながりやすくなります。効果の断定を避け、一般的な情報として書けば、ガイドラインに配慮しながら十分に作成できる内容です。

院内の様子と「人」の情報が来院の決め手になる

院内写真は清潔感の何よりの証明

医療機関や治療院を選ぶとき、患者さんは技術だけでなく衛生面や院内の雰囲気を気にしています。待合室・施術スペース・受付の写真が載っているだけで、文字で「清潔な院内です」と書くよりもはるかに説得力があります。プロの撮影でなくても、明るい時間帯に整った状態で撮影すれば十分です。

院長・スタッフ紹介は「知らない人に体を預ける」不安への答え

経歴や資格に加えて、診療で心がけていることや、患者さんへのメッセージをひと言添えましょう。顔写真があると安心感は大きく変わります。あわせて、子ども連れへの対応、バリアフリー、駐車場の有無といった配慮の情報も、来院を迷っている方の背中を押す材料になります。

こんな人には別のアプローチが向いている

院独自のブランディングやコンセプトを細かく作り込みたい方は、スピード重視のサブスク型よりも、医療機関の広告表現に詳しい制作会社とじっくり進めるアプローチのほうが向いている場合があります。

よくある質問

Q. クリニックのホームページに「治療実績」を載せてもいいですか?

A. 表現方法によっては医療広告ガイドラインに抵触する可能性があるため、断定的な効果の表現は避け、事実に基づいた内容にとどめることをおすすめします。詳しくは厚生労働省の公式情報や専門家にご確認ください。

Q. 口コミやお客様の声は掲載できますか?

A. 掲載可否や表現方法については医療広告ガイドラインとの兼ね合いがあるため、専門家に確認しながら進めることをおすすめします。

Q. 制作にはどれくらいの期間がかかりますか?

A. 内容や確認事項の多さによって前後しますが、一般的な進め方は制作の流れの記事でご確認いただけます。

Q. ネット予約システムは導入したほうがいいですか?

A. 必須ではありませんが、日中に連絡しづらいお勤めの患者さんを取りこぼさない効果と、受付業務の負担軽減という2つのメリットがあります。まずは既存の予約サービスへのリンクを置く形からでも始められます。

Q. ブログで健康情報を発信してもいいですか?

A. 一般的な健康情報の発信は可能です。ただし、自院の治療効果と結びつけた書き方をすると広告規制の対象になり得るため、「セルフケアの紹介」「症状の一般的な解説」といった患者さんに役立つ中立的な内容を中心にするのが安全です。

Q. 休診のお知らせはどこに載せるのがいいですか?

A. ホームページのお知らせ欄と、Googleビジネスプロフィールの両方に載せるのが理想です。来院前に検索して確認する患者さんが多いため、「休診情報はここを見れば必ず分かる」という場所を決めて、更新の運用を統一しておくことが大切です。

Q. 診療内容が複数ある場合、ページは分けたほうがいいですか?

A. 主要な症状や診療内容ごとにページを分けると、検索にも患者さんにも親切な構成になります。ただし最初から無理に分ける必要はなく、まずは1ページ内で見出しを分けて整理する形から始めても十分です。

まとめ

クリニック・治療院のホームページは、基本情報を丁寧に載せることに加えて、医療広告ガイドラインへの配慮が欠かせません。費用相場については費用相場の記事、自分で作るか制作会社に頼むか迷う場合は自分で作る/頼むの判断基準もあわせてご覧ください。

まずは実例を見てみませんか?

アルスビレでは、AIを活用した効率的な制作フロー、オプション式の料金体系、無駄を省いたワークフローによって、初期費用¥15,000+月額¥4,900(税別)、最低契約期間6ヶ月のサブスク型ホームページ制作サービスを提供しています。実際にどのような内容か、まずは実例をあわせてご覧ください。

サービス内容と実例を見る

サブスクプランのご案内