
①フォントは2種類まで

フォントは2種類までに絞ると、資料にまとまりが出て読みやすくなります。通常は1種類が望ましいですが、2種類使う際は、「見出し用と本文用」または「強調したい箇所のみ違うフォント」を使うのがおススメです。そうすることで、プロっぽい印象に!
フォントを絞る理由
- フォントが多いと視線が迷い、読みにくい
- フォントは増やすほど、素人っぽく見える
- 絞ると資料全体の印象が整う
②配置は「Z型」視線を意識する

人の視線は、紙やスライドを見るとき 左上 → 右上 → 左下 → 右下 へと “Z型” に動く傾向があります。これは読み物や画面を読むときの自然な目線の動きで、情報の受け取りやすさに大きく影響します。
そのため、最も伝えたいメッセージや見出しは 左上または右上 に置き、補足情報や詳細説明は 目線が降りてくる左下 に配置すると理解がスムーズになります。最後に行動を促したい情報(結論・CTA・数字など)は 右下 に置くと視線の終着点で印象に残しやすくなります。
Z型を意識するだけで、資料全体のまとまりや訴求力が一気に高まります。
③1ページに、1メッセージ
え?これってデザインのテクニック?
と思われるかもしれませんが、デザインは「情報の整理」「見やすさ」「伝えたい事をスムーズに伝える」などの役割があります。
例を出しましょう。パワーポイントの資料を想像してください。
もしも、あなたが美容師で『新しく開発された機材』を営業されているとします。
美容師は忙しくてお昼ご飯を食べれない事もよくあります。
この機材はとても優良で、使えば時間効率が上がり大きなメリットがあります。
しかし、1ページの中に、以下の内容が全て入っていると、どうでしょうか、、、?
・なぜ開発したか
・製品の特長
・業務改善になる
・競合との違い
・導入実績
・料金
・導入後にどうなるか
何を伝えたいか分かりにくくなりませんか?そもそも、見ていると疲れてしまいそうです。
では別の言い方をしてみます。
・時間短縮で昼休みが取れる
どうでしょう?
とてもシンプルになりました。
へ~時間短縮になるの?なんで??
と、次の説明に繋がる確率が上がります。
このように、要素を極力減らすことで、情報を際立てるのもデザインのテクニックの一つです。
④白と黒の文字を使い分ける
下のサンプル画像をご覧ください。
どちらの方が見やすい、または「信頼構築が該当」という文字に視線がいきますか?

どうでしょうか?
左よりも右の方が「信頼構築が該当」という文字に目が行きませんか?
一番、伝えたいメッセージに視線を誘導する際に使えるデザインのテクニックです。
また、資料を読みやすくするうえで、文字色の使い分けはとても重要です。とくに白と黒はコントラストが強く、情報に「強弱」をつけるのに最適です。背景が白い場合は黒文字で内容をしっかり読ませ、背景が黒や濃い色の場合は白文字を使って視認性を高めます。
また、重要メッセージのように『確実に目に入れたい情報』は、背景色と文字色のコントラストを最大化すると効果的です。単に色を変えるのではなく、どの情報を強調したいのかを意図的に決めることで、資料全体のメリハリが生まれ、伝えたいポイントが直感的に伝わるようになります。
⑤余白の位置で『感情』はガラッと変わる

写真の余白がどこにあるかで、伝わる印象は大きく変わります。
例えば、人物写真で右側に広い余白をつくると、人は自然と「視線の先=未来」や「希望」「これからのイメージ」を感じやすくなります。
逆に、左側に余白があると「後ろ姿=過去」を連想しやすくなり、「振り返る」「後悔」「思い出」といった感情が生まれます。
同じ写真でも、余白の位置だけで全く違うメッセージになるのです。資料やプレゼンでも、写真の余白を“意図的に”コントロールするだけで、伝えたい方向性を強調できます。
言葉以上に強い「視覚の力」を活かす、簡単で効果的なデザインテクニックです。
⑥強い色は「5%以下」で使うと上品に見える

デザインでよく使われる赤・青・黄などの「強い色」は、使い方を間違えると一瞬で『安っぽく』見えてしまいます。理由は、人の目が強い色に強く反応するため、全体のバランスが壊れ、チラついて見えてしまうからです。
逆に、ほんの少量だけ使うと、アクセントとして機能し、一気に上品で洗練された印象になります。
たとえば、左の例では、赤を『線として少量』入れることで、視線が自然に集まり、高級感も出ています。
一方、右の例のように面積が大きくなると、主張が強すぎて「チープ」「子どもっぽい」印象に。
ポイントは 『強い色はスパイス。主役ではなく脇役で使う』 という意識です。
5%以下に抑えるだけで、資料全体のクオリティが驚くほど整います。
⑦文字の強弱をつける

デザインは「何を書くか」だけでなく、「どう見せるか」でも伝わり方が大きく変わります。特に文章の中で、強調したい言葉だけ文字サイズを大きくしたり、太字にすることで視線の流れが生まれ、読み手にとって“情報の優先順位”が瞬時に理解できるようになります。
すべて同じ大きさの文字で並べるより、重要度に合わせて強弱をつけることで、資料は一気に読みやすく、説得力のあるものになります。


